『私は一度も愛されたことがない』という呪いを解く4つのステップ

 

私は一度も愛されたことがない。
親・兄弟・友達・パートナー、自分以外の誰かから、そう感じているなら、
その長年の呪いを解く魔法の呪文があります。

 

『それって本当?』

 

そう自分にといかけてみて下さい。

 

あなたは言う。
「うん本当!だってあの時、ああだったよ!この時はこうだったよ!こんなことがあったもん!あれも、これも、それも、どれも、ぜ~んぶそうなんだもん」

 

それは、確かにある、あなたの中の「証拠」となる 事実。

 

確かにあったよね。
だってそう思ったんだもんね。
そう感じたんだもんね。
そうされたんだもんね。
そう見えたんだもんね。
うんうん、わかる。確かにあったよね。

 

でも…『それって愛がなかったと”絶対”にと言い切れる?』

そう、もう一度問いかけてみて下さい。

 

あなたは愛されていなかった…
あなたが一度も愛を感じなかった…と思うのは事実として。

 

あの人が私に一度も愛をくれなかったのは、絶対と言い切れる?

絶対に、
1秒たりとも、
一瞬たりとも、
あの人は私を愛したことがないと、絶対に言い切れる?

 

もしかしたら、それは、
「あなたが欲しいと思った愛」という形じゃなかった。ということはないかな?

 

愛ってなんでしょう?

 

愛という形のないものを、ここで明確にしてみるとといいと思う。
あなたが思ってる愛ってどういうものですか?

 

いつも優しくされること?
いつも大切にされること?
いつも守ってくれること?
いつも 受け入れてくれること?
いつも平等に扱ってくれること?
いつも味方でいてくれること?
いつも助けてくれること?
いつも抱きしめてくれること?
いつも食事を作ってくれること?
いつも私の身の回りの世話をしてくれること?
いつも甘えさせてくれること?
いつも笑顔を見せてくれること?
いつも話を聞いてくれること?
いつも私だけを見てくれること?

 
あなたが思っている愛とはどんなものですか?

 
一度も愛されたことがないと感じる人は
自分の思う愛ってものが、どういうものを指すのか?を書き出してみるといい。

 
それに当てはまらないからと言って愛がなかったわけではない、と私は思う。

それは、
「あなたが思う愛」というものがあるとき
相手にとっても「相手が思う愛」というものがあって、必ずそれが一致するわけではないよね?と私は思う。

 
「一度も愛を感じたことがない」ということを言い換えてみると、
「一度も私の欲しい愛を感じられなかった」とも言える。

 
一度も愛を感じなかった。それは自分の中の事実だった。でもそこに「絶対に愛がなかった」とは言い切れない、、、と思いませんか?

 
そこて常に起こっていたことは「愛のすれ違い」だったのだと私は思う。

そこに愛はあったのか?

 

 
「そんなの認めねぇ~!」

 
一度たりとも愛を感じたことのないあなたは、怒り狂うだろう。

 
 
あそこに愛があっただと?!
あれのどこが愛だと言うんだよ?!
どんだけ苦しんだと思ってるんだよ?!
この時間を返せよ!!
勘違いというなら、全部全部、
呪いのように抱いてきたこの思いは、何のためだったんだよ!!
あきらめてしまったあれやこれや、どうしてくれんだよ!!

…いったい…何だったんだよ…

 
そういう思いを、全部だしてみるといい。
本当に言いたかった思いを叫べばいい。

 
 
おもわず涙がこぼれた時、
愛されなかった呪いは解けるから。
たくさん、涙すればいい。
そのぶんだけ、心が軽くなるから。

まとめ

一度も愛を感じたことがない。
私は愛されたことがない。

1,そういう思いに対して「それって本当に?」「それって絶対だと言える?」と問いかけて答えを得る。

2,本当だし!絶対だし!という思いに対して、自分の愛とはどんなこと指すのかを明確にしてみる。

3,自分の欲しかった愛がそこにはなかっただけではないか?と問いかけてみる。愛の勘違だったかも?に対して反発として上がってくる思いを素直に出してみる。

4,涙が出てくるまで取り組んでみる。

これからの未来に、持っていかなくてもいい観念は、
もうここで終わらせましょう。

 
そこから、愛は十分にある世界がスタートするから。