喜怒哀楽

どの感情も感じてもいい。
、、、はずなのに。

なぜか、怒りと悲しみという感情に対して、
出しちゃいけない、とか、
あまりいい感情じゃないよね、と
自分なりのレッテルを貼っていませんか?

怒りを素直に出すと嫌われる…とか、
怒るとさらに怒りが返ってきそう…とか
悲しむ私はかわいそうな人になってしまう…とか、
悲しい思いは孤独を感じるからもうイヤだ…とか、

たくさん体験してきたことの裏付けから、
嬉しい、楽しいは、GOODな感情。
怒ったり、悲しんだりは、BADな感情。
みたいに思ってませんか?

私が思う、感情っていうのは、内側から湧き出すもは1つと考えています。
例えば、火山でいえばマグマの部分、噴水でいえば吹き出す水という部分であって、
単純に感情が溢れ出すエネルギーを感じているだけということかなと思うのです。

 
その感情のエネルギーを感じているシチュエーションが、
危険なめにあったときに感じた→恐れ
不安だったときに感じた→心配
自分の思いどおりにならなかったときに感じた→怒り
自分の期待を裏切られた時に感じた→悲しみ
というように、湧き出す感情のエネルギーに種類を付けているのが、脳というか、記憶と絡み合ったしくみなのかな?と思います。

 
湧き出すものは同じだけど、自分で「今のは喜びです~」「今のは怒りです~」と決めているということですね。

 
で、この喜びとか楽しいことって、体験したいウエルカムな感情ですよね。
逆に悲しいことは避けたいし、怒りも…まぁ…いい人でいる限り「感じても表に出しちゃダメ」なものってしてしまってる人も多いかと。

 
出来事に対してのリアクションにたいして、噴水みたいにシャーシャー湧き上がっちゃうのが感情なのに、それに良い悪い、出す出さないをいちいち判断しているのが大変になって、えーい!いっそのこと全部出すのやめちゃおう!ってなる人も多い。

 
これが、感情の不感症ですね。
 
 
 
悲しみも怒りも感じない代わりに、喜びも楽しさも感じない。そんな風になっちゃいます。だって、感情は1つのエネルギーってだけだから。感じたくないものだけを避けるということはできないってことです。

 
 
怒りとか悲しみって、あまり感じないんですよね~って思う人や、自分で怒っちゃいけない、悲しみには知らんぷりしようと決めちゃった感がある人は、まずはどんな感情も感じていいんだよって、自分に教えてあげて下さい。タダのエネルギーの噴水なんだよって。感情を出すことをOKってしてあげてほしいなって思います。

 
いろんな時に出てくるけど、素直に出せるものは出して、
ちょっとためらうものは、自分のココロでキャッチするだけでも十分です。
「あ、私怒ってるのね!」「わ!私ムカツてるわ♪」って感じたら、「よしよし、受け止めたよ」と指差し確認でOKです。

 
 
感情の不感症から感じることをし始めた時、素直に感情を出せばいいのね!と周囲に撒き散らしても受け入れてもらえなくて、撃沈することがあります。それは、大前提が違うから起こるのでご注意を。

 

ありのままの自分を最大限に大好きになって、世界中の誰よりも自分のことを信頼していて、世界中から嫌われても自分だけは自分のこをと愛しているという確信があるとき。

 
 
そういう大前提の時、すべての感情を外にだしても、嫌われるどことか愛される現象が起きますから^^

 
 
感情の不感症になってるわ…と自覚がある方は、いちいち、細かく、自分は何を今感じているのか?ってことを問いかけてみてくださいね。自分から、もう一度自分を迎えに行く。そんなつもりで。必ず応えてくれますから^^